寿命の長い記録媒体を選ぶこと
デジタル写真を保存する場合、何らかの記録媒体を使用することになりますが、候補となる記録媒体は数多くあります。そして、記録媒体ごとに、寿命や耐久性などが異なります。もし、デジタル写真を長く保存したいのであれば、光ディスクやSSDといった、寿命が長く、なおかつ耐久性が高い記録媒体を選ぶことが望ましいです。HDDやフラッシュメモリといった、寿命が短く、耐久性が低い記録媒体では、長期保存をしている途中で壊れてしまう恐れがあります。そうすると、せっかく保存しておいた写真が失われてしまいます。そのようなことにならないよう、記録媒体はしっかり厳選しましょう。また、安すぎる記録媒体は、耐久性に不安があるので、ある程度高価なものを選んだほうが無難です。
万が一のことを考えてバックアップを取っておく
デジタル写真を保存しておく記録媒体は、どのような種類であっても、いずれは寿命がやってきます。そして、寿命を迎える兆しは、ユーザーには見えないことが多いです。そのため、いつの間にか寿命を迎えて故障してしまい、中の写真が失われるということになる可能性があります。万が一そのようなことになったとしても、大切な写真がなくなってしまわないよう、バックアップを取ることを忘れないようにしましょう。複数の記録媒体に同じ写真を保存しておけば、一方が故障してしまったとしても写真は残ります。バックアップは、同じ記録媒体を使用しても良いですし、HDDとクラウドストレージのように、異なる種類を使い分けるという選択肢もあります。